日時 | 3月16日(水)14:00~16:00 |
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場所 | 川崎市男女共同参画センター(すくらむ21)第1・2研修室 |
定員 | 20名 |
参加者 | 18名 |
<第1部>調査結果報告
「川崎市におけるコロナ禍での女性に対する影響調査について」(モニター調査及びインタビュー調査の結果概要)
まず、センターの職員より「川崎市におけるコロナ禍での非正規シングル女性に対する影響調査」について、モニター調査とインタビュー調査の調査結果をそれぞれ報告しました。調査結果を踏まえて、モニター調査とインタビュー調査の監修者である日本女子大学の永井暁子先生、明海大学の寺村絵里子先生よりコメントをいただきました。コメントでは、コロナ禍が女性に与えた影響に留まらず、現代社会の中で女性たちが直面する困難やその背景について、制度のあり方や社会構造など様々な観点からお話を頂きました。
<第2部>パネルディスカッション
テーマ「非正規シングル女性への支援を考える」
◎ 登壇者
永井暁子さん(日本女子大学 人間社会学部 准教授)
寺村絵里子さん(明海大学 経済学部 教授)
◎コーディネーター:川崎市男女共同参画センター職員
第2部では、調査結果の報告を基に、「非正規シングル女性への支援を考える」をテーマにパネルディスカッションを行いました。「非正規シングル女性との接点をいかにつくるか」・「求められている支援と実際のギャップ」・「今後、地域の公的なセクターとしてどのようなアプローチが考えられるか」の3点について、永井先生と寺村先生よりコメントをいただきました。先生方からは、調査の中でニーズが明らかになった、情報の効果的な届け方や伝え方など「入り口」の工夫や、地域の企業と協力した女性の就業支援の取組について提案がなされました。
全体の様子、参加者の様子
今回は市民、支援者、そしてメディア関係者の方からたくさんの関心を寄せていただき、多くの方にご参加いただくことができました。非正規シングル女性に対する取り組みを考えるための有意義な報告会となりました。短い時間ではありましたが、フロアからも質問やコメントいただくことができました。報告会の休憩時間や終了後には、参加者同士のコミュニケーションも見られ、今回のテーマに関心のある方々がつながる機会にもなったようでした。
▼2つの報告書の全文はこちらで公開しています。