自助グループの募集と紹介
自助グループとは
- 同じ悩みを抱える仲間が集まって定期的に継続したミーティングなどを行い、体験をわかちあいながら問題解決に向けて自主的に支え合う活動をするグループのことです。
- ミーティングでは、気持ちや体験のわかちあい、情報交換などを行います。
原則として、ミーティングに専門家や援助者は入らず、対等な関係の中で安全が守られる場をメンバー同士でつくっていきます。話せることだけを話し、話せないときはただそこにいてみんなの話をきくだけでもいいのです。 - 基本的には、当事者であれば、どなたでもいつからでも参加できます。一人で悩まず、同じ悩みをもつ仲間とわかちあい、認め合い、支え合う場にきてみませんか?毎回出席する必要はありません。
- なお、開催については、やむを得ない事由で急遽中止になる場合があります。ご質問は、当該グループのホームページもしくはすくらむ21事務局(044-813-0808)までお問合せください。
2024年度の活動登録をしている自助グループ
▼下記2グループの問い合わせ先:すくらむ21事務局(TEL:044-813-0808)
ゆるりの会(旧名称:思春期の子育てを考える会)
- グループ
- ゆるりの会
- 内容
- 親子・家族・人間関係
- 目的
- 思春期・自立期の子育て中及び経験者の母親の意見交換による元気回復の場
- 活動日時
- 第1金曜日 10:00~12:00
※1月は第2金曜日 10:00~12:00
※5月、8月、12月は休み - 場所
- すくらむ21
- 対象者
- 思春期・自立期の子育て中及び経験者の母親と関心のある女性
- メッセージ
- わかちあいと情報交換をとおして、お互いのプラス面を支えあい、ほっと一息、ゆるりと元気を回復できる場にしたいと「女のしゃべり場」を続けています。
GA 溝の口グループ
- グループ
- GA 溝の口グループ
- 内容
- ギャンブル依存症
- 目的
- ギャンブルの問題を抱えている人たちが経験と力と希望を分かち合って共通の問題を解決し、ほかの人たちもギャンブルの問題から回復するように手助けしたいという共同体の活動
- 活動日時
- 第1・2・3・4月曜日 19:00~20:30
※1月は、第2・3・4・5月曜日19:00~20:30 - 場所
- すくらむ21
- 対象者
- ギャンブル依存症から回復したい人
- メッセージ
- ギャンブル依存症で苦しむ仲間が集まる自助グループです。
言いっぱなし・聴きっぱなしが原則で、仲間の正直な話を聴いて、自分の正直な話をする場所です。仲間と共に回復を目指しましょう。お気軽にお越しください。すくらむ21主催の自助グループの他、毎月の第2・第4日曜日及び第5日曜日がある月もGA溝の口グループ主催で活動しています。
スケジュールはGAインフォメーションセンター<JIC>のホームページでご確認ください。
http://www.gajapan.jp/jicsc-ejp.html#mizo - グループ連絡先
- Mail:gamizonokuchi@gmail.com
サークルららら
- グループ
- サークルららら
- 内容
- 家族関係
- 目的
- 母や妻としてではなく、一人の人として家族のことを話して楽になること
- 活動日時
- 第3金曜日 14:00~18:00
- 場所
- すくらむ21
- 対象者
- 家族のことを話したり考えたい女性
- メッセージ
- 私たち“サークルららら”は、2005年「家族ってなあに?」の講座から始まりました。家族のかたちが多様化する中、女性が母や妻などの役割としてではなく、一人の人として語り、ジェンダーの問題を考えていくことで、楽になれるとうれしいです。
▼下記グループの問い合わせ先:ハロー・ウィメンズ110番(TEL:044-811-8600)
- グループ
- ピアグループ星さん
- 内容
- DV・モラルハラスメント
- 目的
- 傷付き体験による辛さや苦しさを安心して話せる場所
- 活動日時
- 非公開
- 対象者
- DV・デートDV・モラルハラスメント等、傷つき体験のある女性
- メッセージ
- 予約不要、匿名参加可、遅刻早退も自由の言いっぱなし、聴きっぱなしのグループです。
同じような傷付きを経験し共感しあえる仲間がいます。誰にも言えなかった辛さも苦しさも、ここで話して置いて帰りませんか。
リーフレットのダウンロード
支援の内容
すくらむ21では、自助グループとして活動する団体を支援しています。支援を受けるためには、団体登録の手続きが必要です。
自助グループの団体登録と支援の流れ
- (1)募集:12~2月頃
- 窓口で応募書類の配布・書類提出を受け付けております。新規登録団体の場合、30分程度グループの活動についてお話を伺います。必ず日時をご予約の上、お越し下さい。
- (2)選考:グループの目的や活動方法がセンターの支援対象として適しているか審査します。
- 2月頃
- (3)決定:応募グループに結果を通知します。
- 3月頃
- (4)オリエンテーション
- 3月頃
- (5)定期的に自助グループとして活動
- (6)自助グループ報告会への参加
- 年1回
登録団体の募集について
自助グループとして活動する登録団体を毎年募集しています。
※R6(2024)年度の募集は終了いたしました。
対象となるグループ
- 3人以上の当事者で構成されているグループで10人程度の利用であること
- 生きづらさ、家族関係、働き方、暴力などの傷つき体験、さまざまな依存症などをテーマとし、悩みの解決や軽減に役立つ活動をしていること
- 参加者が対等な立場で話ができる形態をとっているグループであること(専門家や支援者が中心となって運営し、サービスを提供する人と、される人に役割が固定しているグループは対象外)
- 参加費を徴収しないこと
- 同じ悩みを抱えている人に対してオープンであり、原則としていつでも新しい仲間を受け入れることができること
- 定期的に活動しているグループであり、継続した活動を考えていること
- 政治、宗教、営利を目的とした活動をしていないこと
支援内容
- (1)自助ミーティングの会場の無料提供
- グループ相談室・第2交流室・第2楽屋を無料で(月4コマ回まで)提供します。
- (2)広報の支援
- 川崎市男女共同参画センターの作成する広報誌等への掲載、ホームページへの掲載、チラシの館内・市内配架などを通じてグループの活動を市民に広く伝えます。
- (3)一時保育場所の利用
- 必要に応じて「保育室」の利用ができます。ただし、保育担当者は各自手配してください。
(センター登録の保育サポーターの紹介を行っています) - (4)自助グループ自主企画講座の開催支援
- 自助グループ及び市民の学習の機会となる講座の企画開催支援を行っています。毎年5~6月頃に募集し、選考を通れば、川崎市男女共同参画センター内にて開催できます。
支援期間
4月~翌年3月までの1年間
12~2月頃に、次年度の支援グループの募集を行い、選考を経て支援グループを決定します。
お問合せ
川崎市男女共同参画センター(愛称:すくらむ21)
〒213-0001 川崎市高津区溝口2-20-1
自助グループ担当(9:00~17:00)
電話 044-813-0808 / FAX 044-813-0864(9:00-21:30)