松岡さん(Restaurant barミント 店主)
お店について教えてください。
川崎市幸区鹿島田で、“鹿島田のくつろぎスペース”というコンセプトで、Restaurant barミントというshot barを経営しています。
お店を始めたきっかけは何だったのでしょうか。
最初は、お店をもつ気はありませんでしたが、以前shot barのお店で調理担当として働いていた中で、自分のお店を持ちたいと思いました。息子の後押しもあり、当店を始めることになりました。
お店に来店されるお客様の客層を教えてください。
様々な年代の方々がいらっしゃいますが、主に中年の男性が来店されています。最近では若い方から、親御さんや周りに言えないようなことの相談を受けることがあります。
お店の名前の由来を教えてください。
息子が母親(私)に対してのイメージとして、ハーブが好きという印象があったので、ハーブの中でもミントは“清涼感”のある香りが特徴的で、お客様にミントの清涼感(すがすがしさ)を味わってほしいと考え、レストランバーミントという名前にしました。今はまだまだですが、すべてのお客様に「また来たい!また行きたい!」と思っていただけるようなお店を目指しています。
なぜ、鹿島田にお店を開こうと思ったのですか。
色々な候補地はありましたが、息子が探してきてくれて雰囲気がとても気に入ったので、この地にお店を構えることにしました。最初の頃は、お店の場所が分かりにくいとおっしゃる方もいらっしゃいました。しかしお客様の協力で、看板やお店のチラシなどを作ってもらうことができ、とても感謝しています。
お店の雰囲気作りで、工夫されている点はありますか。
特別に工夫していることはありませんが、お店のドアを開けると、ほっと安心できるような雰囲気作りを目指しています。自分がお店を作るのではなく、お客様とお店を作り上げていくことを大切にしています。当店に来店される場合は、“気取らずに”来ていただきたいのです。また、お店の中にギターを置くことで弾いてくださるお客様もいらっしゃるので、それもこのお店の雰囲気の一部になっています。
苦労などございましたら、お聞かせください。
現在お店が軌道にのってきていることは嬉しいのですが、夜遅くまでお客様と楽しく話し、時間を忘れて営業時間が延びてしまったために、体力的にも辛い日もあります。接客業ですので、最初の頃はお客様に対しての接客が至らない部分もあり、接客業を経験したこともなかった私としては大変苦労しました。
お仕事の魅力(楽しさ)は何ですか。
色々な苦労はありますが、やはりお客様と接していていることでその苦労も報われるぐらいの喜びがあり、お客様にはとても感謝しています。お客様との会話を通して、喜んでもらえた時は1番の喜びで、この仕事をやっていて良かったと思います。
今の若者に対して、伝えたいことは何でしょうか。
一生懸命になること・ものを探して、その目標のために努力を惜しまないことが大事だと思います。若い人には可能性がたくさんありますから、色々なことにチャレンジしてみてください。しかしそのための努力は惜しまずに頑張ってください!
お店の情報
店舗名: Restaurant barミント
TEL: 044-555-0849
アクセス: JR南武線鹿島田駅より徒歩1分。
取材日: 2009年8月26日(水)
取材者: 久志本大輔、三澤沙也加、芝原舞