すくらむ21では、3.11東日本大震災で被災し、川崎市内に避難している女性の避難者のためのほっとサロンを2011年12月8日より、毎月1回開催しています。
これまでの参加者の声と活動をつづったレポートを紹介しています。
避難者のプライバシーに配慮し、参加者の声については抜粋して掲載しております。
2015年1月17日以降の活動は、外部ブログでご覧いただけます。
参加者のみなさんによるブログも始めました。
これまでの活動記録
●女性の避難者のためのほっとサロンレポート(2011年12月8日〜2015年1月17日)
東日本大震災で避難している女性たちの今
東日本大震災から6年。すくらむ21では、2011年12月より月1回、川崎市に避難してきた女性たちの集う場としてサロンを開催しています。
女性のための避難者ほっとサロン
女性のための避難者ほっとサロンは…
・ 女性同士の交流の場
・ 今のこと、これから先のことなど悩みや困りごとを共有できる場
・ あなたがあなたらしくいることを大事にする場
です。今なお、多くの方が避難生活を送っています。
サロンに参加された皆さんの声
- 地元にいたら食材も安く、お米はつくっていたので買ったことがなかった。都会暮らしは一つ一つお金がかかるので、戸惑いがある。高齢になってから、他の場所で生活するとは思わなかった。サロンを通じてお米の支援があり嬉しい。
- クラスメイトに会えるとは思っていなかったので本当に感激。この場があってよかった。長引く避難生活の中、ふと「なぜここにいるのだろう」と思う時もある。このサロンに来て友達ができた人もいる、貴重な場になっている。
- サロンに参加してから就職活動を始めた。ここでは自分を大事にできる場がある気がした。
- 津波で流され戻る家がない。悔しさやみじめさ、将来への不安を抱えてても、一生懸命生きていくしかない。
- 震災から5年、地元に戻りたい気持ちと今の生活も大事にしたい複雑な気持ち…。サロンは同郷の仲間と顔を合わせて悩みをわかちあえる大切な時間です。
今を受け入れて、 わたしたちは生きていかなきゃいけない。
東日本大震災から6 年…皆さんそれぞれの道を少しずつ歩んできました。
これからもほっとサロンは、ほっとできる場でありたいです。
イベントにも出店しています
復興支援を目的として、避難者サロン主宰で年1度の「すくらむ21 まつり」に出店しています。
【これまでの実績】
手作り雑貨や野菜・果物、じゃがバターとわたあめ販売のほか、バザー用品を集めて出店しました。