被災地の経験を未来につなぐ企画
11月16日(金)に協働事業「被災地の経験を未来につなぐ企画―災害の最前線を経験した女性たちに学ぶ いざという時困らないために-」を開催しました。この講座は、災害時に起こりうる問題、特に女性に関係する問題に焦点を当て講師をお呼びしており、「災害時に何が問題になるか知り、防災について考えるきっかけになれば」という想いを込めて実施しています。
今回は、くまもと県民交流館パレア館長の藤井宥貴子さんと、大阪府茨木市 総務部 危機管理課・課長の多田明世さんにお越しいただき、それぞれ、熊本地震で被災された女性のために何ができるか工夫しながら活動された経験と、大阪北部地震の前後に取組まれた女性たちへの支援の内容をお話しいただきました。
- 日時
- 平成30(2018)年11月16日(金)14:00~16:00
- 場所
- すくらむ21 第1・2研修室
- 参加者
- 定員:30名、参加:40名(女性28名、男性12名)
- 講師
- くまもと県民交流館パレア 館長 藤井宥貴子 氏
大阪府茨木市役所 総務部 危機管理課・課長 多田明世 氏
名古屋大学減災連携研究センター 受託研究員 上園智美 氏
参加者の様子
参加者の皆さんは、藤井さんの熊本地震での体験談や取組みや、多田さんの行政職員としての防災の取組みに聞き入るとともに、それぞれの地震の動画を視聴することで、より具体的な災害のイメージを持たれたようです。
参加者の感想
・今まで考えてもみなかった女性の視点の防災対策。行政も、今後につなげてほしいと思いました。
・実際に災害を経験された方のお話はとても心に響きました。これからの生活に生かせることがあったら、いろいろ取り入れていきたいと思いました。
・女性目線が大切。女性の防災リーダーの育成が大切。等避難所を開設、使用する時に参考になりました。
・とても、内容の濃い時間でした。また、聞きたい。