台風近付く不安定な天気予報でしたが、当日は風が強いものの晴れ！
どの絵も青空をバックに、より鮮やかに映えていました♪

今回は、9組23名の親子さんが大集合しました。
子どもたちの年齢も0歳から10歳までと幅が広く、パパさんも何組も。これも週末イベントの醍醐味ですね。

「キットパス」とは、クレヨンのようなお絵かき道具としての使い方もできますが、
クレヨンではなく「魔法のチョーク」と呼ばれるチョークなんです！
口紅などに使われるパラフィンが主原料なので体にも優しく、その水溶性の特徴を活かして溶かすと絵の具のようにも使えます。

チョークのトップメーカであるだけでなく、福祉雇用の先駆者で全国的に有名な日本理化学工業さんの製品です。
なんと、高津区に本社工場があるんですよ！そんなご縁を活かして、一番近い公共施設である「すくらむ21」のホールホワイエの大きなガラス窓に、お絵描きするイベントを毎年開催させていただいています。

まずは、キットパスアート本部講師の小野先生から、キットパスについて、日本理化学工業についてお話しいただきました。

待ちきれない子どもたちは、初めて触れる「キットパス」を手に嬉しそうに動かしてみる赤ちゃんから、
早速”大作”に取り組むお姉さんと、それぞれの楽しみ方で慣れてもらいました。

そしてお待ちかね、大きな窓ガラスに、自由～にお絵かきを！
夢中で色や線を塗り重ねる子、もっと上の方に描きたい！と抱っこをせがむ子、美的センスを活かして夢中でひまわりやオバケなど夏らしい絵を描いていく子…もちろんママやパパも負けてはいませんでしたよ♪

小野先生が何やら大作を描いてくださったと思ったら、、
なんと川崎市男女共同参画センターすくらむ21のキャラクター：「パルちゃん」！
顔ハメになっていて、早速顔を入れて記念撮影する子、顔を描きたい子と、大人気でした。

窓へのお絵かきの他、水溶性の特徴を活かして、画用紙に手形を押すと、お持ち帰りのお土産に♪
乾いたところに絵を足すと、ゾウさんやタコさんなどイキイキとした生き物に大変身も！
小学生の皆さんは、夏休みの宿題にも活かしてみてくださいね。

夢中で描いていてふと気付くと、顔や腕にキットパスが付いて…と思ったら、わざと描き描きしてたそう(笑)
ママさんが描いて、キャッツのように変身している子も！その感触の良さに夢中になる子続出でした。
フェイス&ボディペインティング用キットパスもあるので、ハロウィンなどに向けてチェックしてみてくださいね。

窓へのお絵かきも、おうちでは年齢が上がらないとなかなかさせてあげるのハードルが高いですよね。
そんなときは、お風呂用のキットパスを。子どもたちとの生活に大活躍間違いなしのキットパスです。
後半は、消してまた窓へ描き始める子、キッズスペースへ遊びに行く子、画用紙へのお絵かきに夢中で大作を完成させた子と、子どもたちそれぞれのペースで自由に過ごしていただきました。
子どもも大人も、普段なかなかできない遊びに目がキラキラしてたのが印象的でした。
描きながら子育てのお話などもお聞かせいただいたりと、少しでも大人もリラックスしていただけていたらうれしいです。
今後も親子で、心も指先もたくさん動かしてくださいね。

今回の「ホールホワイエのキットパスアート」は、一週間ほど保存していただけるそうです。
*事務局注：キットパスアートは8月6日まで保存し、消しました。
外側から観ると、より鮮やかだと思います。夜間ホールホワイエに明かりが点っていると、ステンドグラスのように美しいそうです。
一年に一度のチャンス、ぜひ通りすがりにご覧くださいね。

(バンブーキッズ代表 、キットパスアートインストラクター 君ひとみ)

参加者の感想

• ガラスにのびのびとおえかきができて楽しかったです。なかなか出来ない貴重な経験ができました。
• 我が子だけでなく子どもたちのワクワク笑顔が良かった。講師陣も気さくに声をかけてくださり、雰囲気がよく楽しめました。
• キットパスを初めて使いました。描きやすいし、落とすのも楽でとても使いやすかったです。子どもも楽しそうに描いていて、親子共々満足です。