今年度は感染対策に考慮して、期間を前期・後期の2つに分け、少人数のグループで研修を行いました。コロナ禍にあって大学生活も就職活動もアルバイト先の状況も様々に変化する中で、学生たちが残りの学生生活や就職活動に向けて一歩を踏み出すことの後押しを目指して企画しました。最後には、研修を通して見つけた課題や問題意識に対して、センターを通して自分たちに何ができるか、発表してもらいました。
期間 | 2021年9月3日(金)~9月19日(日)のうち9日間 |
---|---|
会場 | すくらむ21 研修室 |
参加者 | 8名 |
内容 | すくらむ主催事業の運営補助(高津区パパ会・パパをもっと楽しもう、親子でくつろぐコンサート、プチマルシェ)、川崎で活躍する人々へのインタビュー(ジェンクロス・カワサキ、川崎の男女共同参画をすすめる会、女性起業家のみなさん、イキメン研究所メンバー)、すくらむ21への事業提案。 |
感想
- 自分の軸がジェンダーやLGBTQというものを再認識できたので、研修で学んだことや気づいたことに自信を持ちたいと思った。施設を利用する立場でもあるため、双方向からの問題解決のアプローチを考えることができるという視点をいかしたい。
- 他の人の意見をどのように生かすかということを学んだ。自分の意見を言って終わりではなく、グループの人の意見を受け止めて理解する姿勢を大切にしたいと感じた。自分の意見を持ちながら、相手を否定せずに話し合いをし、多様な視点からアイディアを考えたいと思った。
- 今回のインターンシップの研修を通して、不平等なことが社会に出たらたくさんあることを学びました。そして、そんな現状に対して活動している個人や団体の存在を知ることで、不平等に声をあげることを、自分たちひとりひとりがやっていかないと社会は変わらないのだと考えました。
- 多様な性への理解が深まったと感じていますが、それでもまだ気付けていない差別を行っているかもしれません。これからは自分の「当たり前」にも疑問視することを忘れずに行動していきたいです。
- 公務員を志望していましたが、男女共同参画に携わる部署や事業への進路にも興味が出てきたので、より知識を深めていきたいです。