ケアラーにとっての災害時の困難を知る~知ることからはじめる防災
過去の災害の現場で、一人で抱え、助けてと声をあげることが難しかった家族のケアを
担ったケアをする人(ケアラー)の多くが女性たちでした。育児、介護だけじゃなく
日々、さまざまケアを必要としている家族との暮らしの中で
どう備えるのか、どんなことに困るのか、地域で、わたしたちに
どんなことができるのか、当事者、支援者とともに考える勉強会を開催しました。
開催日時 | 令和4(2022)年3月5日(土) 10:00~12:00 |
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チラシ | ケアラーにとっての災害時の困難を知る講座 |
講師 | 鈴木 光さん(一般社団法人減災ラボ 代表理事 防災図上訓練指導員、減災ファシリテーター) |
ゲストスピーカー | *ダブルケアかわさきメンバー 代表 田中夏実さん *療育ねっとわーく川崎メンバー 小塚千津子さん |
場所 | オンラインにて開催(Zoom利用)、第3研修室 |
対象 | 川崎市在住・在勤・在学のテーマに関心のある方 |
参加者 | 定員:20名(先着順) 申込:13名、参加:12名(うち、男性3名、女性9名) |
費用 | 無料 |
参加者の様子 |
・今回のお話を聞かせていただいて、障がいのある方だけでなく、ケアする側もケアしないといけないということを知りました。 ・当事者やご家族のお話しをうかがえ参考になりました。この機会をいただきありがとうございました。 ・熊本市の「福祉こども避難所」の取り組みは素晴らしいですね。「重ねるハザードマップ」もとても参考になりました。今後自分の所の勉強会でも取り上げていきたいと思います。療育ねっとわーく川崎の小塚さまのお話しからも支援の必要な方々に寄り添い守るために色々動いてくださっている事が分かり感動しました。自分がケアをしている当時は横のつながりがなかなか作れなかったので、ママのお話会にも参加したかったなぁと思いました。また、学生の方が卒業論文でこういったことを取り上げたいと仰っていたことに希望をかんじました。 ・日頃、全く知ることのなかった障害のある方々の暮らしや困難を知ることができました。参加してよかったです。 ・災害時、人工透析をされている方や医療的ケアを受けている方にとって停電が死活問題だということを今回初めて知りました。同じ災害で も、その人や家族が抱えている困難によってその影響はだいぶ異なる、違うということに気づきました。 |