すくらむ21では、大学の夏期休業期間に合わせて川崎市内外からインターンシップ生の受け入れを行っており、男女共同参画の視点から身近にある課題を知ることや自分を見つめ未来につなげるキャリアデザインの機会として提供しています。今年度は37名の応募があったため、書類選考を実施し、15名の学生に10日間の研修に参加、残りの応募者には希望する事業に単発で参加していただきました。最終日には、インターンシップでお世話になった方々を招待し、修了報告会を開催しました。インターンシップを通して得た学びや気づきを今後の学校生活やキャリアにどう生かしていきたいか、それぞれ発表してもらいました。
期間 | 2022年8月15日(月)~9月17日(土)のうち計11日間 |
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会場 | すくらむ21 研修室 |
参加者 | 33名(応募者37名のうち4名が辞退) |
内容 |
※希望者のみ:女性起業家へのインタビュー、世田谷区立男女共同参画センター・らぷらすインターン生企画への参加 |
参加者の感想
- このインターンシップで初めてジェンダーに関する知識を多く学ぶことができたため、今までにない気付きを大切にし、自分なりに身の周りにある物事をジェンダー視点で考えることができると思った。
- 実際に利用者の方々と関わったり、普段の業務を体験させていただいたりしたのが非常に楽しく、業務や職場を知ることができる良い機会になったので、これからも取り入れていただきたいです。
- 様々な事業に参加できたことで、状況に応じた対応を学ぶことができ、さらにジェンダー視点で考えることができた。
- すくらむ21が利用しやすくなったこと、すくらむ21にあるリソースについて知れたことが1番大きいです。今後もこの場所を利用する、ということが、このインターンシップを通して得たものを今後活かすことにつながると考えています。
- グループワークがとてもよかったです。長い時間をかけたからこそ、グループの力動に変化が生じ、全員がどこかしらで長所を発揮できたと感じます。
- 男女二元論に基づく偏見を自分の中でなくしていきたいと思います。メディアに関するお話しやデートDVファシリテーター養成講座を通して、自分がこれまでどれだけジェンダーに関する偏見を無意識のうちに内面化していたかがよく分かりました。
- グループワークを通して得た、ディスカッションやコミュニケーションをする上での積極的な姿勢、相手を尊重する態度は、今後の大学のゼミ活動やサークル運営に生かせると思います。