「女性の視点から災害を考える~平時にできないことは災害時にはできない~」
実施日 | 2024年8月26日㊊ |
---|---|
体験 | 防災訓練・防災ゲームの紹介 |
講師 | 上園智美さん(防災士) |
場所 | 川崎市総合自治会館 |
参加者の様子
初回はインターンシップ生も含め、21名が参加しました。みなさんメモを取ったり相づちが入ったり、熱心に話を聞く様子が見られました。
講師の上園さんからは、2019年台風19号の高津区の被害状況や避難所の様子からはじまり、能登半島地震の支援の様子などのも写真を見ながらお話がありました。
災害が起きるとどうなるのか、被災地での支援経験にもとづく被災者の困りごとやボランティアの工夫、男女共同参画の視点から、平時から備えるコツなどについても、お話を伺いました。
後半は、各グループで避難所運営ゲーム「KAWAHUG」を体験しました。KAWAHAHUGが初めての方が多く、避難所の運営では被災者の情報をどう整理するか、レイアウトや困りごとへの対応などを話しあいました。「生理用品をどこに置くか」「シングルの女性、親子、高齢者など、それぞれどこのスペースが良いか」「仮設トイレはどこに置いたら安心できるか」など、避難者運営と時間の経過とともに発生する課題について、各グループで熱心に相談しながら進めました。
「KAWAHUG」は各区で借りられるので、皆さんの地域でもぜひ体験してください。
参加者の感想
- 被災地での経験も豊富でお話に説得力があり、とても勉強になりました。
- 災害ボランティア経験を交えてのお話はとても興味深かったです。
- 助けられる側だけでなく、助ける側としての意識が誰にでも必要なことが実感でき、とても勉強になりました。
- 防災ゲームは、災害が起きたらどうする?がせまってきて、備えようと思いました。
- 実際の避難所運営について考えることで、難しさを知る事ができました。
- KAWAHUGを使った避難のシミュレーションは楽しかったです。災害の対応について勉強になりました。