男女共同参画の視点からの防災への取組み

「みんなで訓練48-『訓練049 ほのぼの灯りづくり 安心・安全につなげる』

危機管理室が発行している「みんなで訓練48」に、下記の研修からワーキングに参加した女性たちが検討してまとめた49番目の訓練を紹介しています。

ダウンロード
訓練049カード「ほのぼの灯りづくりデータ」
<訓練049>ができるまで
令和元年度 自主防災組織リーダー等養成研修で「女性の視点から防災・減災を考える」をテーマに7区で研修会を実施させていただきました。HUG(避難所運営ゲーム)をツールに避難所運営の難しさを学ぶとともに、過去の災害から見えてきた、女性特有の健康問題や育児、介護の負担、災害時に増える暴力についてなど、性別の違いにより生じた困難やその課題について事例紹介を行い、女性リーダーの必要性と理解を深める研修会となりました。地域のご理解と協力により、共通研修では、女性の参加者の比率の高い(7 割)研修となりました。その後、11 月に開催したワーキングでは、7 区各区から学びを深めたいと参加した女性たちと新しい防災訓練メニューについて検討しました。そこで誕生したのが49番目の訓練メニューです。

女性の視点でつくるかわさき防災プロジェクト(JKB)とイキメン研究所のコラボ動画

イキメン研究所について

ひとり暮らしの女性のための防災情報

お問い合わせの比較的多かった「女性ならでは備え方、防災グッズ」についてはこちらからダウンロードできます。

風水害に備える、情報

川崎市 危機管理室【風水害まとめページ】は、こちらよりご覧ください
『号外!備える。かわさき』は、すくらむ21館内でも配布しています。

災害リスクを削減し持続可能な地域づくりにつなげる

川崎市男女共同参画センターでは、3.11東日本大震災以降、避難所支援及び「女性とこどものための避難者ほっとサロン」事業を実施して参りました。
女性の置かれている現状を知り、都市部であり、東西に細長い川崎市の地域特性を踏まえながら、各区で異なるニーズを踏まえ、ライフスタイルにあった身近な防災・減災の取り組みを市民とともに進めています。

2012年度に女性市民を中心とした防災冊子製作準備プロジェクトを立ち上げ、その後、地域課題の把握や講座の企画を自ら学び、課題解決に向けて取り組もうという意思を持った市民と手探りで取り組みの輪を広げてきました。現在は、女性の視点でつくるかわさき防災プロジェクト(通称:JKB)メンバーをはじめ、地域の女性防災士や自主防災組織の男女のリーダーの方々の協力・連携によって活動内容の充実に努めています。

災害時における避難所での労働・心身の負担の軽減やその後の生活の再建や就業課題、またそれぞれの過程での人権が尊重される状態を確保していくために必要な取り組みについて検討しています。男女共同参画の視点を持った男女双方のリーダーが増えていくために、情報提供を含む防災訓練や避難所開設訓練への協力や出前講座等へ積極的に取り組んでいきます。

男女共同参画の視点での、防災関連制作物

シニアシングル女性のためのサバイバル読本 日頃から備える防災・減災 令和2年2月発行

男女共同参画の視点でつくる避難所運営ガイド 平成26年4月発行

女性の視点でつくる防災冊子(シニア版、女子版)平成25年3月発行

女性の視点でつくる防災プロジェクトの取り組みの一環として、災害時に声をあげにくいとされる一人暮らしの女性を対象とした防災冊子を作成しました。現在は、配布終了。

【オブザーバー】女性の視点でつくるかわさき防災プロジェクトメンバー
【発行:川崎市男女共同参画センター】
※本冊子は、編集時に女性防災士、川崎市総務局危機管理室の助言を受けています。

防災講座レポート

地域で取り組む防災事例

投稿は見つかりませんでした